禁煙外来

 当クリニックでは、禁煙外来をしております。2006年4月から禁煙治療が保険適用されることになりました。これは喫煙を単なる習慣や嗜好と考えるのではなく、ニコチン依存症という病気としてとらえ、必要な治療を行うという考え方です。スクリーニングテスト等、一定の条件を満たした喫煙者なら、どなたでも保険で治療が受けられます。
 標準プログラム(12週間)で、13,000円程度(3割負担の方の場合)の負担となります。(禁煙補助薬ニコチンパッチ代を含む)
これを機会にぜひ禁煙にチャレンジして下さい。

◆ 治療と費用

受診時期/費用治療内容
治療費用薬局で支払う費用
治療前の問診・診療(※1)禁煙治療のための条件の確認
初回診療
ニコチン依存症管理料 571点
(3割負担の場合 1,710円)
ニコチネルTTS 30mg(4週)
2週間分 647点
(3割負担の場合 1,940円×2)
ニコチネルTTS 20mg(2週)
2週間分 608点
(3割負担の場合 1,820円)
ニコチネルTTS 10mg(2週)
2週間分 582点
(3割負担の場合 1,750円)
  • 診察
  • 呼気一酸化炭素濃度の測定(※2)
  • 禁煙実行、継続に向けてのアドバイス
  • ニコチン製剤の処方
再診1(2週間後)
ニコチン依存症管理料 375点
(3割負担の場合 1,120円)
再診2(4週間後)
ニコチン依存症管理料 375点
(3割負担の場合 1,120円)
再診3(8週間後)
ニコチン依存症管理料 375点
(3割負担の場合 1,120円)
再診4(12週間後)
ニコチン依存症管理料 371点
(3割負担の場合 1,110円)

(注)初診料や再診料は上記の費用に含まれていません。

(※1) 治療前の問診・診療について

喫煙状況に関する問診票と禁煙治療に関する問診票をご記入いただきます。

喫煙状況に関する問診票
  • Q1.1日に平均して何本くらいのタバコを吸いますか?
  • Q2.朝目覚めてからどのくらいたって1本目のタバコを吸いますか?
  • Q3.今までタバコをやめたことがありますか?
  • Q4.習慣的にタバコを吸うようになったのは何歳ぐらいの頃ですか?
  • Q5.タバコをやめることについてどの程度自信をもっていますか? 「全く自信がない」を0%、「大いに自信がある」を100%として、0~100%の間であてはまる数字をお書き下さい。
  • Q6.同居する家族の中でタバコを吸っている人はいますか?
  • Q7.現在、気になる症状はありますか?
  • Q8.現在、治療中の病気はありますか?
禁煙治療に関する問診票
  • Q1.現在、タバコを吸っていますか?
  • Q2.1日に平均して何本タバコを吸いますか?
  • Q3.習慣的にタバコを吸うようになってから何年間タバコを吸っていますか?
  • Q4.あなたは禁煙することにどのくらい関心がありますか?
    • □ 関心がない
    • □ 関心はあるが、今後6ヶ月以内に禁煙しようとは考えていない
    • □ 今後6ヶ月以内に禁煙しようと考えているが、直ちに禁煙する考えはない
    • □ 直ちに禁煙しようと考えている
  • Q5.以下の質問を読んであてはまる項目にチェックを入れてください。
    • 問1) 自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか。
    • 問2) 禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか?
    • 問3) 禁煙したり本数を減らそうとしたときにタバコがほしくてほしくてたまらなくなることがありましたか。
    • 問4) 禁煙したり本数を減らそうとしたときに、次のどれがありましたか。
      (イライラ、神経質、落ちつかない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、食欲または体重増加)
    • 問5) 問4でうかがった症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか。
    • 問6) 重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか。
    • 問7) タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか。
    • 問8) タバコのために自分に精神的問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか。
    • 問9) 自分はタバコに依存していると感じていることがありましたか。
    • 問10) タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか。
  • Q6.禁煙治療を受けることに同意されますか?

(※2) 呼気一酸化炭素濃度の測定について

 タバコには、約200種類以上の有害物質が含まれています。代表的な有害物質としては、ニコチン、一酸化炭素、タールがあります。これらの有害物質をどれくらい体内に取り込んでいるかは、タバコの吸い方によって変わり、タバコの本数だけでは正確に把握することができません。ここでは、一酸化炭素を指標として、タバコに含まれている有害成分をどれくらい取り込んでいるか、調べます。

◆ 禁煙の薬

 禁煙のための補助薬であるニコチンパッチとニコチンガムが使えます。この薬は、禁煙後の離脱症状をおさえ、禁煙を助けてくれます。薬を使うと禁煙の成功率が約2倍高まります。

【ニコチンパッチ】
  • >> 当院で処方します。
  • >> 毎日1枚皮膚に貼ります。
  • >> 皮膚からニコチンが吸収されます。
  • >> 一定期間をおきながら、貼り薬のサイズが大きいものから小さいものに切り替えて使用するのが標準的な使用方法です。
【ニコチンガム】
  • >> 薬局薬店で購入します。
  • >> タバコを吸いたくなった時に、1回1個をゆっくり間をおきながらかみます。
  • >> 口の中の粘膜からニコチンが吸収されます。