主な診療内容

リハビリテーション

診療内容

運動療法では、筋肉、関節を柔らかくし、動く範囲の拡大と筋力強化訓練により痛みを緩和し、再発の防止をはかっています。また、マッサージ手法をフルに活用して、痛みやコリを和らげます。特に、肩こりや腰痛、むくみの解消などには効果的です。

 
マッサージを受けられる患者さまへ

※当院では、マッサージの担当制度はございませんが、何かご要望などがございましたら、お気軽に受付またはリハビリスタッフまでお申し付け下さい。
※マッサージを受けられた後、好転反応と言って、一時的に『身体がだるい』『眠い』などの倦怠感が現れることがあります。一般的に言う揉み返しと勘違いされることがありますが、好転反応は鈍っていた細胞が正常に戻っていく過程で起こる変化ですので心配いりません。

Q.リハビリへはどれくらい通院すれば良いですか?

A.

痛みの種類や疾患にもよりますが、続けて頂く方が効果が出ます。リハビリ開始3日~1週間はできる限り毎日続けて下さい。

Q.温めるのと冷やすのと、どちらが良いのですか?

A.

痛みの種類や疾患にもよりますので、リハビリスタッフに相談して下さい。

Q.リハビリに来た日はお風呂に入っても良いのですか?

A.

はい、結構です。お風呂は血流を良くして痛みをやわらげます。ゆっくりと湯船に浸かりその日の疲れを取り除いて下さい。

鍼による得気現象

得気を一言でいうと「鍼のひびき」のことです。ひびきは神経の流れに沿って出現することが多くその感覚は怠いような、重いような心地よさがあります。
実はこのひびきこそが脳内モルヒネを生み出す原動力なのです。脳内の下垂体で製造されているエンドルフィンは、鍼の刺激により生まれ、全身をめぐって、痛みをやわらげ、精神を安定させる働きがあります。実はこの脳内モルヒネを用いたものが針麻酔だったのです。
つまり最適な鍼刺激は脳内で作られる物質と関係しているということです。これは中国伝統医学の科学的な研究として世界の注目を集めました。

通常、治療に使用する「鍼(はり)」は、髪の毛程度の細さです。鍼(はり)を刺された時は、蚊に刺された程度の感覚で痛みはほとんど感じません。
この鍼(はり)を刺しただけでも、筋肉の緊張がとれます。他にも色々な鍼(はり)の治療法がありますので、患者様と相談をしながら治療を行います。当クリニックでは、国家資格者であり経験豊富なスタッフが治療を行なっておりますが、施術中にお気付きな点がございましたらお問い合わせ下さい。

 

半導体レーザー治療

半導体レーザー治療はこのような方にお勧めです。

  • 関節痛
  • 打撲
  • 捻挫
  • リウマチ
  • 筋性頭痛
  • 三叉神経痛
  • 後頭神経痛
  • 肩こり
  • 五十肩
  • 背中の痛み
  • 慢性腰痛

 
半導体レーザー治療の効果

痛みは早くとりたいけど、針治療が苦手な方、過敏性の高い方にお勧めの治療器です。
レーザーの光がトリガーポイントの内部で熱エネルギーに変わりトリガーポイントの中から血流を改善する治療です。
人の皮膚では反応しないので、熱さや痛みを一切感じず、症状が取れる画期的な治療法です。筋・筋膜全体の血流を改善するメイン治療の後にすると血流の量がさらに上がるので、さらに効果が高まります。

なぜ半導体レーザー治療で多くの人の痛みがとれるのか。

レーザー光を疼痛部位に当てると、痛みを伝える知覚神経や交感神経の興奮が抑制されます。それにより交感神経の興奮によって起こる血管収縮や筋緊張を防ぐことができ、末梢循環障害や筋肉・筋膜組織の酸欠状態を防ぐことが出来ます。
また、発痛物質であるブラジキニンなどが放出されても、レーザー光を当てることにより中枢神経を刺激しβエンドルフィンやカテコールアミンといった除痛物質を放出するので、疼痛の発生を防ぎ、また早期に痛みを緩和することが出来ます。
また、レーザー光を照射することにより、生体活性物質であるミトコンドリアが増加します。ミトコンドリアは細胞のさまざまな活動のエネルギー源となるATPを大量に合成・供給しています。ミトコンドリア量が増加すると、免疫力が上がり、自然治癒力の向上に繋がります。そのため痛みの原因である筋肉・筋膜の硬さ(トリガーポイント)の解消を早める効果があり、また怪我をした場合にも怪我の治癒を早める効果もあります。